製品概要
Product Overview
遠赤外線低温乾燥機は、従来の高温の蒸気や乾燥した熱風を用いて、木材を加熱し伝導と対流による乾燥方法とは異なり、大量の遠赤外線が飛び交う機内環境にて、遠赤外線ヒーターの輻射エネルギーによる木材内水分の蒸散を行う乾燥機です。
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特徴
Feature
乾燥（例：木材）
- 従来の乾燥法と比べて被乾燥木材の強度が120~130%向上
- 40〜45度の輻射主体乾燥なので、過乾燥しにくく、含水率の異なる材や、異なる樹種を同時に投庫・混載可能
- 杉5%以下、檜6%以下まで乾燥可能
- 色艶・香りの良い材ができ、割れが発生しにくい（天然の防腐、防虫成分の油脂や木精成分の減失が少ない）
- 乾燥後の含水率のもどりがほぼ無く、狂いや暴れの発生も少ない
- ネジやクギの保持性が高い
メンテナンス
- 高温乾燥機と比べて管理・メンテナンスがしやすい
- 乾燥スケジュールの管理が不要
- ランニングコストが低い（当社内1.5×2×2m、24時間稼働で約2,100円/月〈1kw/17.7円〉）
- 耐用年数：躯体10年、電気回路5年（保証はヒーター5年、制御装置2年）
主な用途
Main Applications
木材乾燥機（BD方式）
木材乾燥機（IRLD方式）
食品熟成庫（IRLD方式）
テスト用貸出機(木材および食品乾燥用)
従来機との比較や乾燥期間・乾燥度合いの検証等にご活用ください。
※貸出期間：最長60日まで（長期試験をご要望の場合は、相談に応じます）
※貸出期間：最長60日まで（長期試験をご要望の場合は、相談に応じます）
テスト用貸出機仕様
乾燥性能評価について
事前に遠赤外線低温乾燥機の性能評価を行いたい場合は、乾燥をご希望の未乾燥材（1,500×1,250×600mm以内）をお送りください。弊社の遠赤外線低温乾燥機を用いて乾燥試験を実施させていただきます。
乾燥試験終了後、乾燥完了材料の返送ならびに『初期含水率~乾燥後最終含水率の計測、重量変化の計測、乾燥期間について』のレポートをご返送いたします。
図面
Drawing
図面例（4,550×2,200×2,500mm）
乾燥時間
Drying Time
※測定は高周波型含水率計もしくは重量比計測を使用
基本容積出力
乾燥機容量：1m3｜木積容量：0.3m3(300L)｜最大出力：840W｜最大カロリー：722Kcal
最大J/h：3024kJ｜最大蒸散水分量/h：1339.8ml
